Nのために(殺人したのかしないのか、愛ゆえ!)
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湊かなえさん原作で、やはり、重苦しい雰囲気と、ミステリーです。
現在と、大学時代、高校生時代、だいたい3つの時代を行ったり来たりします。
「大学時代」に起きた殺人事件の真相を、主人公の地元の交番のおじさんが気になって調べていて、順番に話を聞いて行き事件以外にも色々な関係性を紐解いて行きます。
「Nのために」というのがキーワードで、色んな人に大事なものがあってそれがNの付く人、物です。
コレが交差していて、外からと当人では違っていて「えー!!!そっちー!?」みたいな裏切りがあって面白いです。
とても巧妙だと思います。
雰囲気としては、夜光観覧車みたいな感じです。
徳井くん!
セカオザ風に呼んでしまうよ!
事件に関わる夫婦の夫役。
企業の出来る部長みたいな役でこの夫婦がなぜ死んだのかというのがストーリーの核でした。
本格的に演技をしている所をちゃんと観たこと有ったか不明でしたが、結構良かったと思います!
他の役の人もそうですが、流行りのアイドルが棒な演技をしてるとか嫌いな方なので、そういうの無くて見やすかった。
それは、そても素晴らしい事だと思う!
小西真奈美さん!
徳井くんの妻役。
ちょっと世間知らずのお嬢様な感じでした。
主人公は自分の母がそんな感じだったために苦労したので「あんまり好きになれない」とこぼします。
とても可愛くて儚い雰囲気の女性って感じなんですが、絶妙にイライラする部分も持ち合わせている役で、なんか凄いと思いました。
わざとやって、わざとらしくないって凄いよね。
榮倉奈々ちゃんと窪田正孝くん
この二人が頑張るのが基本です。
なんか、不幸な境遇も多くて泣きましたよ。
でも頑張って何かをつかんで行くので、ちょっと元気出ました。
後味良かったです!
安心してください!!
そんなこんなで
とても見やすかったです。
細かい設定とかが本当は有るのかもしれませんが、あまり語られない部分も有ったように思います。
その分、観ていて想像するので、あれよあれよと最後まで観ました。
ミステリーって良いですね。
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