残穢(ホラーなんだけどちょっとズーンと来る系)
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中村義洋監督のホラー映画「ざんえ」です。
ストーリー
主人公はホラー小説家で、読者の投稿を小説にしています。
ある時、一人暮らしを始めた女の子から自分の一人暮らしをする部屋での出来事が送られてきます。
幽霊がでるという事なのだけれど、いわゆる事故物件ではないらしい。
隣に引っ越してきたひととも話したが、どうやら自分の部屋に起こる事とは違うことが起こるらしい。
なんだろうか?と探っていくうちに、深入りしてゆくホラーです。
中村監督×竹内結子
ああ、なんかこの組み合知ってる笑。
やりやすいとか何かあるんですかね?私は、竹内結子さんの抑揚の少ない感じで淡々と語るところ好きです。
今回でいうと、なんかすごく「ホラーっぽい」。
すんごい恐ろしいのとはちょっと違いました。
稲垣の吾郎さんでおなじみ「ほんとにあった怖い話」(ほんこわ)の、再現ドラマで「あれは、何だったのでしょうか。。。」みたいな系統です。
貞子とかみたいにバーンときてギャー!!って感じじゃない。
富江とかのサイコパス感とはちょっと違う。
「君の後ろに黒い影!」なゾゾーっとする感じです。
ああ、夏ですね。
原作・小野不由美先生
大変申し訳ありませんが、読んでいません。
しかしこの方のお話は、怖いイメージがあります。
「十二国記シリーズ」は読んだことがあります。
ファンタジーなのにどこか重たさがあって好きでした。
麒麟と王の関係性とか、闇がすごい時あるし。。。
そいうの好物ですけどね。
活字が全然読めていない私です。
感想。どんより暗い、だってホラーだもの。
ホラーにおいてのハッピーエンドって、何ですかね?
幽霊が成敗されて、平和になったり、主人公が成敗できる側になって強くなったりすることかな。
でも、ホラーファンは、それハッピーじゃないよね(笑)
最後に「終わったと思ったでしょ―――――――ザザッ」
みたいな、終わらないのが結構いい印象じゃないでしょうか?
ジャパンホラー的ですが。
今回はね、呪いとかじゃないんです。
複合的でどんよりしています。
「人の死んだことのない土地なんてあるのかよ」的な絶望を感じます。
本当にあった!呪いのビデオ系の匂いがプンプンします。
- 作者: 小野 不由美
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