TOUR22 PHALARIS -Vol.I- 2022/6/12(日) SENDAI GIGS
ライヴの思い出。
新曲ど頭。
ライヴが始まる緊張と、メンバーの空気から伝わる「新曲」。
シッカリと1音1音を確かめるように、それぞれの楽器の鳴り始め、曲になって行くのを追いかけながら段々とそれどころではなくなる。
ああ、こういう流れはDIR的な王道だ。
激しいけど聴かせるようなメロディがあって、頭を振るか腕をあげるか迷うやつ。
いや、まあそこは考えてやってないのだが。。。自分でもしっくりくるものがよく分からない。
暗転し転換中、私は京さんをなんとかガン見。
見えないけどめっちゃそこに座ってるわけですよ。
ドラムのあの台のはじっこに。
新曲めっちゃカッケー、あの曲のあそこがサイコーとか考える一方で、京さんこのままなんとか持って帰れませんかね、という変態の気持ち。
前回参戦は「TOUR21 DESPERATE」なので5万年振りなので、ずっと見ていたい。
声なしルールの中、叫びたい気持ちをぐっとこらえてマフラータオルを握っていました。
転換が整い始めると、京さんは着ていたライダースを脱いで、黒いYシャツを腕まくり。
腕まくりー!!!!
職場のただのおじさんがYシャツ腕まくりしてるだけで、え、腕だけかっこいい、ってなるのに、タダではすみません。
インしてる腹および腰が細くて細くて。。。
どうしてあの細さで生きていけるの?
私が○○kgでちょっと痩せたと思うとヘロヘロになっちゃうのに。
身長って大差ないのよ。
あんなエネルギー使いそうな事やって細いとは。
髪の毛もちょっとシャシャっと無造作みたいなベリーショートで、伸びかけの金髪で黒い毛が混ざってて、化粧は濃くなくて多分シャドウとかは入ってたと思うがナチュラル系。
京さんのジャージはちゃんとしたジャージのイメージ(?)で、割と「普段着のまま来ました」みたいなのがライダースと黒パン。
このサラッと感がマジでカッコいい。
次の曲、朧はステージにはレーザー光線がお立ち台を指すように伸び、それに合わせるようなタイミングで京さんは定位置へ。
ちょうど顔あたりにレーザーが当たり、朧のMVの様な演出がなされていました(生まれない)。
このときタバコ吸ってた気がします。
そしてその煙がレーザーが当たり、もあっと光っていてまたエモい。
朧の切ない感じはよかったな。
アンラべはもはや懐かしさが。
ホロウはドラムが凄く好き。
落ち空は私の中でまだ新曲なんだけど笑。
この頃段々折りたたみでからだがほぐれ始める。
知ってる曲を挟んでさらに新曲。
スクリーンにクリップみたいな映像が流れる。
ゆっくりちゃんと見たい気もするし、メンバーも見たいし忙しいんだけど、そんなことより畳み掛けてくるドラム。
近くに居たやもファンと思しき方は、バスドラを覗き込むように見つつ、エアドラムというか手でリズムを取っていた。
透明だしスクリーンが明るいので動きが見えるんですねえ。
凄いですねえ。
最近のやもちゃんのドラムは音が重くて、ハッとすることが増えた。
この新曲も早くてメタラー(?)みたいなドラムで、こういうのやるんだなー!!みたいな気持ちになった。
私はよくやもちゃん前あたりに場所取りします。
他のメンバーと違って移動したりしないので、下手は見えにくいですが、必ずウェーイって煽りに来てくれると信じての場所。
京さんも真正面より何となく見やすい。
いや、そもそもは京さんの正面に行きたかったが行ききらなかった時に、ここ良いじゃんと気づいたのかな。
話しはそれたけど、新曲はハッとしてたら終った。
そこから間があって、イントロドン。
マゾヒスト!!
ライヴ用って感じに生まれ変わった印象。
つづいての新曲は、キレイ系でした。
これは、もう、全員大好きな曲でしょ、しらんけど。
そしてキレイなPhenomenonにバトンタッチ。
あーなんてきれいなんだ、と思ってたら軽蔑が始まって畳み掛ける。
ライヴ感!
ここからは頭を振れるだけ振りました。
邪魔なんで髪を結んでいたゴムも取れかけました。
マッドネス、TDFF、詩踏み。
お祭り騒ぎ。
掛け合いしたい。
マスクの下で口パクするしかない。
Dieさんもオラオラ煽る。
Toshiyaさんも胸ドン。
薫も流し目からの頷き。
詩踏みは「成功者は!」でみんなジャンプ。
本編は終了して、みんなサクッとはけてゆく。
寂しい。
メンコ出来ない。
みんなのアンコール代わりの手拍子がザワザワと合わさってバラけてを繰り返す。
波みたいに押し寄せる。
指輪が手のひらに当たって痛い。
どうもペチペチとして大きな音が出ない自分の拍手。
なぜ、オッサンの柏手とかはパリーンとでかい良い音がするんだろうと考えながら、長く感じるアンコール待ち。
ステージにメンバーが入ってくるのが見えると手拍子は拍手に変わる。
京さんはグッズのジャンパーに白タンクトップ。
Toshiyaさんも白タンク、Dieさんも黒いタンク。
ShinyaさんはグッズのロンT。
薫さんは茶色のユルシャツ。
Dieさんにはアコギの準備がされていて何かと思えば、embryo。
本日2回目イントロドン。
嬉しすぎて涙が出る。
大好き。
ストーリーはちょっと気持ち悪いところがあるのだが、心情というか「心がね張り裂けて笑ってる」とかそういう言い回しが好きだ。
京さんの歌い方も恐ろしく冷徹な感じで憎しみこもってて最高だった。
この流れからの、Bottom of the death valley。
恐ろしい。
この流れは良すぎ。
恐ろしい子!
京さんの声も高いところも何もかも歌いきっててヤバい。
そしてニュースマン、クレバーと続く。
クレバーは新バージョン。
どうも染み付いた旧バージョンに引っ張られるが、脳内は同時翻訳状態。
スクリーンにはメンバーが代わる代わる映し出されていた気がする。
みんなカッコよくてしにそう。
そういえば本編でもToshiyaさんの背中出し衣装の背中が映し出されててて破壊神だった。
この日は何度も仙台!仙台!と煽りがあった。
マイクで胸をドンドンと叩く京さん。
ラストー!と声がかかる、もう終わってしまうのかと寂しくて涙が溢れてしまう。
人間を被る。
この曲が本編やラストを飾る事が多いような気がしている。
ラナンキュラスぐらい、生きてる、生きろという感じの歌だと思う。
そしてラストにドラムスコ発動!!
Shinyaさんは多くを語らなくて宇宙人とか言われてたけど、最近?ここ何年か?で大分露出が増えてキャラが分かりやすくなったら凄く面白い人だと分かった。
それと同じくらいにドラムも主張する場面があって。
お経が流行っていた頃、その流れを良い感じに切って次の曲に入るって時に、ドラムがターン!と入った時、あ、さすがです!!と思ったんだけど、そんな辺りから段々と座高(?)が高くなり、透明なドラムになり、一人だけ白かったり、Shinyaワールド炸裂している気がする。
私は京さんが一番好きなんだけど、みんなそれぞれカッコいいなあ!と思う瞬間があって、年齢的にはオッサンのはずはのに本当に同じ次元に生きていると思えない、美しさ又はカッコよさ。
けれど、ライヴで目の前に生きて動いている。
当然のように音源のように演奏している。
信じられない。
ううっ。
終わってほしくない。
でも私の腰は限界です。
ありがとうGIGS。
ありがとう荒井駅。
ありがとう牛タン(食べてないけど)。
Dieさんは一枚だけピックを投げていました。
まー、そんなんで疫病かかるかいな。
元気出るわ。
しらんけど。
そのまえと、そのあと
ほんとVIPについてはもっと説明しておいて。
立ち位置(マスあるし、×あるし、カミシモ区切ってある)確認しろとか、
公演後にお土産お渡しだとか、
お渡し時は電子チケットと紙見せろとか(リストバンドでええやんけ)。
以前のET席みたいに先に引き換えとかないのね。
ロッカーにいつ物を入れようか闇溺れてさ迷ったんだけど?
今回は新曲の話もあるんであまり詳細を検索せずに無で参戦したんだけど、めっちゃ戸惑った。
コーストとか遠征行ってないしさー。
なんだろ自分もライヴボケ?してる気がするし。
なに持っていけば良いか全然忘れてて小銭足りなくて困ったし(近くにコンビニ見当たらない)。
そして、この時はアルバム発売前でしたがその後発売し、PerfumeのMVの配信などもあり、あ、これだーとか色々思った。
いけども地獄か!
そういえば、ライヴ前にスマホ電源切ったんだけど、ライヴ後立ち上げたら、ツイッターで本番前に京さんとShinyaさんの会話がなされてて、直前になにやってんのって気持ちと、どんなスイッチであのライヴやってるのという謎が沸き上がる。
マジそういうとこ好き。
直後に書ききることができずに思い出しながら書いたからちょっと間違ってるところもあるかも。
またね。
DIR EN GREY 2022.06.12 SENDAI GIGS
TOUR22 PHALARIS -Vol.I-
SET LIST(セットリスト)01.Schadenfreude
02.朧
03.Unraveling
04.Celebrate Empty Howls
05.落ちた事のある空
06.The Perfume of Sins
07.mazohyst of decadence
08.響
09.Phenomenon
10.軽蔑と始まり
11.Values of Madness
12.T.D.F.F.
13.詩踏みEN
01.embryo
02.Bottom of the death valley
03.Mr.NEWSMAN
04.CLEVER SLEAZOID
05.人間を被る
最新アルバム、ファラリスはイベント応募が有るので迷うぐらいなら買いなさい。
鬼葬つよい、鬼葬好き、鬼葬は「」