バードマンあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡(おっさんの役者が返り咲く)
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]
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なにこのカット割り
誰かが後から立って見ているような視点で、カットが無いように見えます。
部屋に入って見渡して、しゃべっている人に視線が行って、別の人に視線を移しながら部屋をでて行く。。。
そんな感じ。
ワンテイクでは無いかもしれないけれど、視点が切り替わるようなカットがほとんど無い。
ドアを出て暗転すると時間が変わっていたりしてウマイ切り替わり。
それが観ていてドキドキしました。
長台詞で捲し立てる娘とのやり取りとか、スゲーとなった。
ストーリー
昔ヒーロー物の映画(?)『バードマン』で人気だった俳優が、人気も廃れ、今おじさんになって本気の舞台をやろうとするが、ずっと舞台でやってる人には及ばないし、周りのキャストも思い通りではない。
なんとかこの起死回生の舞台を成功させなければ、と奮闘するストーリー。
念動力を持っていて触らずに花瓶を動かしたりできるし、頭の中にバードマンの声が聞こえるが、それらは他人が知らない事。
ひとり、己との葛藤を繰り返します。
また、舞台の主役の代役に抜擢した男は、演技もウマイが入り込んでて常人とは違った感性で周りを巻き込む。
とても厄介だが、主人公に変化をもたらす。
もしかしたら
昔バードマンという時の人だったというのは良いんだけど、ストーリー上、念動力は無くても別にイケる。
念動力で飛べるのだが、実は飛べると思い込んでいて、窓から落ちて死んだらどうしようかとハラハラしました。
端からみると、おじさん頭オカシクなっちゃったかなというところが、イヤイヤ実はこういう事が裏に有ってね、という事なのか。
おじさんがめっちゃ頑張って舞台を成功させただけではダメだったんだろうか。
自分がヒーローであるという幻想というか過去の栄光で夢を見ているが、実際力もあるのに!という事なのか?
冷静に考えてしまった。(笑)。
窮地に立たされてアイディアで乗り切る、それがうまく行く。
それだけ追い込む、追い込まれてるって事ですかね。
最後は良いオチでしたよ!
同じ感じはしませんでしたが、見せ方について変わってる感じは似てるかも。
言われてみれば。
マイ・インターン ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]
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