さがす(父が探したもの、娘が探したもの)
さがす
みました。
佐藤二朗さん主演で真面目なサスペンス映画です。
私の好きな暗い映画でした。
父と娘の2人ぐらしで父は日雇いらしく生活は困窮しているらしい。父は万引きし、娘は呼び出されて迎えに行く。
やべー父をマトモな娘が世話するようだが、このへんはまだ割と有りがちと言えるような気がする。
父は指名手配犯を見かけ、懸賞金がかけられていることを知る。
捕まえれば賞金で借金や生活に困らない。
それを話して、娘が寝ている間に出ていった。
戻らない父を心配して、娘は父を探す間に指名手配犯を見つけるが。。。
というのが冒頭です。
どんでん返しを返す!
まず指名手配犯が私としてはオエーって感じの無理な犯罪者。
でもこういう頭オカシイ犯罪者ってじっさいそのへんに居るんだろうなという感じのリアルさがあります。
そして父には父の背景、娘にも色々ある。
何でこうなってしまったんだ、という絶望感がジリジリと近寄ってくるし、なんか泣ける。
えーって。
えーーーーーって!
なんでこんなに不幸は重なって、絶望して選択を誤って、そして軌道修正が効かずにそんなにも。。。
結構辛いストーリーです。
しんどい時に観ると疲れ果てるかもしれませんが、暗い映画が好きな人には見てほしい。
結構意外な展開でした。