雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(ミステリー小説をめぐるミステリー映画)

あらすじ

人気ミステリー「デダリュス」の続編を世界中で同時に発売するために9人の翻訳家が集められた。
内容を流出させないために牢獄のように閉じ込めて翻訳作業を始めるが、冒頭部分がネット上に漏洩する。
犯人は続きと引き換えに金を要求する。

翻訳家が何らかの手を使って漏洩し、出版社を脅していると思われたが、持ち物検査などするが証拠もなく、次々と続きが公開される。
誰が何のために?どうやって?

何度も犯人らしき人が入れ替わるミステリーです。

ミステリー&スリラー

こいつが犯人か、と思わせといて実は。。。みたいな展開が何度もあってぐっと引き込まれます。
ミステリー作品を多く観ないので良く分かりませんが、こういう展開が多いものは面白いですね。
「犯人」というものが誰の視点から見たものなのかというのも、動きがあって面白い。

一応メインは「デダリュス」を公開している者は誰なのかという事なのですが、リミットがあるためハラハラとして、中の人達もパニック状態となっていくため、スリリングです。

ラストを見ても

何だかほんとに、こいつが犯人なんだろうか?と思いますね。
余韻のある作品です。

追記

Shinyaさんの書いていたミステリー映画の件がこの作品だったことを今さっき知って嬉しい。
アマプラも有るんでぜひ。