1917 命をかけた伝令(仲間のために駆け抜けろ!)
ストーリー
敵が後退したすきに自国の前線の部隊は攻めようとしている。
だが別部隊の偵察で、それは罠であり敵は武器を集めて待ち構えていると分かった。
そのまま攻めてしまったら部隊は大きなダメージを受けてしまう!
あかん!攻めては駄目だ!!と、ちょっとお前行って伝えてこい、と言われた若者2人。
装備も大して無いけど明日の朝までに何とか駆け抜けて追いつくぞ!という話。
※マジメな説明は公式サイトを見ましょう(笑)
尻が浮きそうなくらいヒヤヒヤ
戦争中だから、もう、めっちゃ死にそうな出来事がたくさん起きるんです。
でも辿り着かないとみんな死ぬんです。
もう自分の生き死にだけじゃないんです。
死んじゃだめなんですよー!
立ち上がってー!という応援したい気分と自分もそこに居るような臨場感でハラハラドキドキします。
戦争の体験
実話では無いそうですが、監督のお祖父さんの戦争体験のエピソードなどを盛り込んだ作品とのこと。
無線とかが壊れてて人が伝えに走る!とうエピソードは戦争モノでたまにみますが、私は一発目の銃撃で死ぬ自信があります。
その人が生き残ったからこそ語られ今に至る&子孫がいるって思うと、やっぱり生きてるって凄いことだわ。
臨場感の正体
実質的なワンカットではないですが、ワンカット風です。
編集点みたいなカットの切れ目は分かるんですが、長回しのような、一発撮りみたいなのが連続しているように感じます。
爆発したり、押し寄せてきたり、逃げて走り回ったり、川に落ちたり。
まるで守護霊?スタンド?になって主人公につきまとってるような視点です。
それが臨場感につながり、主人公のハードな道のりを一緒に走ったような気持ちになります。
主人公は感情的なタイプでは無いと思うけど、気持ちをあんまり言葉にしない分、観客が可哀想とか悲しいとか感じやすいのかなと思います。