ふたりの女王 メアリーとエリザベス(タイプの違う二人が知能戦)
ストーリー
メアリーとエリザベスの女王争いです。
エリザベスはイングランドの女王。
メアリーはスコットランドの女王で、フランスに嫁いだけど夫が亡くなり出戻る。
メアリーはエリザベスよりも血統が濃いと主張し、イングランド女王に成ろうとして争いになります。
政略結婚や、権力や宗教による争い、色恋といった事に巻き込まれながら王であり女であった二人の物語です。
ちょっと政治的な話が難しい部分がたまにあって、◯◯候とか◯◯伯爵とかがごちゃごちゃしたりしたから間違ってたらすまそん。
面白かった
ちょっと大奥みたいでした。
美しいかどうかや、子供が産めるとか世継ぎが生まれたから上だとか、手紙での戦略のやり取りとか、女性がどうやって上に立つのかといったところが好きでしたね。
優勢かと思われた時に、何かがおきて逆転の繰り返し。
美貌や聡明さはメアリーにありますが、それでも順調じゃないし、エリザベスが持っている強さは別のところにあって凄かったです。
性別に偏見は感じなかったですが、その人が持ってるもの(生まれとか性質とか)でどう生きるのかというところが面白かったと思います。
二人の俳優
エリザベス役はハーレイクイン役でお馴染みのマーゴット・ロビーさん。
クインちゃんの時は化粧が凄いんで同一人物とは思えませんでしたけど、泣いたりするシーンが本当に良かった、好き!
メアリー役はハンナとかラブリーボーンの主役のシアーシャ・ローナンさん。
圧倒的に美しいですね。絵画みたい。
色んなシーンがあって凛としてたり、幸せそうだったり、悲壮だったり、凄かったです。
見とれました。
2人とも好きなんで!
ぜひみて欲しい!
響いたこと
メアリーが「人は心よ」と言ったのが印象的でした。
立場的に敵対する人を気持ちで説得するんですね。
結果的にこれが最終的な決着を導き、それが現代まで続くというような見えかたです。
敵なんだけど、恨んでるとかそういうのはない感じでしたね。
致し方ない部分には涙しました。
▼毒には毒
▼事件に巻き込まれて死んだ女の子とお父さんの話
▼暗殺者として育てられた女の子の話