ウトヤ島、7月22日(銃乱射事件の事実に基づくフィクション)
ストーリー
ノルウェーで起きた連続テロ事件のなかのウトヤ島での出来事をえがいた、事実に基づくフィクションです。
サマーキャンプで集まった無防備な若者たちを銃で乱射、72分という短い時間で沢山の犠牲者がでた事件です。
小島的な島のため、逃げるにも逃げられず、他の事件の影響で通信状態も良くなく助けがなかなか来ず、犯人が何人なのかも分からないまま銃声からひたすらひたすら逃げるカヤの物語です。
凄いところ
ワンカットの映画です。
主人公カヤの隣で目撃しているような感じです。
山の中を走って逃げうたりしてカメラがブレたりするんですが、その感じが臨場感がありました。
ワンカットなので実際の時間経過とおんなじ感じで、「5分後」とか「翌日」みたいなのがありません。
「編集で切った」みたいなのが無いのです。
早く終わって欲しい恐怖の長さが分かります。
事件の事なので恐ろしくて見ている間に力が入って疲れました。。。
人が射たれますのでショッキングですが、心して見てください。
おもうところ
こういう映画をみると、自分ならどうすれば良いんだろうと考えます。
「あの時隠れてないで逃げればよかった」とか逆に「隠れてれば良かった」とかあるとか考えるけど実際なんて分かりませんね。
ただ色んな選択肢があるんだということは知っといた方がいいんでしょうね。
東日本大震災の3.11が近い日に見たのですけど、同じように防災とかどうやって身を守るのかとか、どうやって逃げるかとか考えます。
私の教訓は「お互い生きてりゃどうにか会えるからとにかく生き延びろ!」これですね。
亡くなった人や巻き込まれた人、その周りの人の悲しみも少しでも早く癒えると良いですね。。。
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