雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

そして父になる(役者のリリーさんが好きな人、居るのは分かってるんだぞ!)

そして父になる

そして父になる

ちょっと前に観ました。
私にとってのウェイトはリリー・フランキーをみるというところにあります。

対照的な父像

トーリーは子供の取り違えが分かり、交換して本来の通りにしようか、どうしようかと言うストーリーです。

福山雅治側の家庭は、大手企業のサラリーマンで順調に仕事を任されて、高収入(お金に困ってない)、高学歴、高層マンションに住むお宅で子供は一人っ子。
父はシュっとした冷静な人。

対して、リリー・フランキー側は田舎の住宅地の電気屋さんで、儲かってはいない、戸建で皆で雑魚寝する感じ、子供は3人の中のお兄ちゃん。
父はぐーたらだけど、優しいような人間らしい起伏のある人。

犬や猫じゃないんだから→犬や猫だってダメよ。

リリーさん夫婦の会話。(妻役は真木よう子さん)
ふっと笑ってしまった。
とてもテンポの良い会話が多いので、内容は真面目なんだけど、面白かった!


片方の家が2人引き取ったら良いんじゃないかとか(手放したくないので2人ともウチの子に)、色々やり取りがあり、優勢劣勢が入れ替わったり、どうなってしまうんだろうと思って最後まで見ました。

みんな良い父、良い母になろうとして頑張ってて、それが血が繋がっているとかいないとか、時間が長いとか短いとか、一つでは語れないなと。

性格とかって一緒に過ごしてるから似てくるところってあるよね。
知らない事だったけど、同じ事してて「血だねぇ!」と思ったり。
私に子供は居ませんが、姪を見てると、なんか、「うわーおんなじ(笑)」って思うときがあります。


主人公は、自分の父が再婚していて母とは血が繋がっていない。
事件とかじゃなくても、普通に色んな家族がいるよね。
クラスには親と離れておばおちゃん家で暮らしてる人もいた事がある。
「へぇ」としかその時は思わなかったけど。


なんつーか、金持ちの家に生まれたらラッキーだよなぁ!と想像するけど、おもちゃ治せるような父とかウィンクするチャーミングな母も良いよね。

そんな感じ!

ああ、でもばあちゃんが樹木希林さんなのは反則だよね。最高。