凶悪(実際の話に基づくフィクションです!)
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てっきり主役の山田孝之が犯人のストーリーなのかと思いましたが、始まってみるとそんなんじゃなかった(笑)
山田孝之は記者で、上告中の死刑囚(?)のピエール瀧から手紙をもらい暴露したいことがあると言うのを、調べて話の点を繋げていき、普通に生きているリリー・フランキーを捕まえようという話です。
山田孝之:藤井修一(スクープ雑誌の記者)
ピエール瀧:須藤純次(元暴力団組長、死刑囚)
リリー・フランキー:木村孝雄(不動産ブローカー、先生と呼ばれている)
凶悪とは誰のことか
須藤はあっさり人殺しするし、始末屋って感じにえがかれます。
絶対悪いやつです。
依頼をかけたりする木村は、殺しとかかが楽しくなっちゃってる。
須藤に依頼して始末とかしてもらうけど、「やってみたい!」とかって言い出したりする。
ヤバイ人ですね。
この人は、須藤が話さなければそのまま捕まらず行ったのではないでしょうな。
コワイコワイ。
藤井は、自分の家族を放っておいて事件を追いかけ、痴ほう症の母に介護する妻は困憊するんですな。
悪人を放っておいては、犠牲者が浮かばれないと思う藤井。
生きてて大変な私達はどうなるの?と怒る妻。
しかし事件の記事をオモシロイと思ってるっていう妻。
でもこの妻の言ってることはとてもよく分かる話で、「他人の不幸は蜜の味」的な、不思議とホッとしたりする事さえあるのが人なのかもね。
本来悪くない人の持っている、悪さと言うか重たい所が、どんよりと描かれます。
清廉潔白な人など居ないんだろうなという感じです。
でも、凶悪っていったら「凶」なんですよ、とんでもねー悪いんですよ。
そしたら、そこから良いことしても、取り返せないくらいの事だってあるんですよ。
事件とかって話題性があるものが取り上げられやすいですけど、もっとホントに興味を持つべきものが有るんじゃないかなって気持ちになりました。
話ずれます
不倫とかなんてね、どうだって良いですよ。本人同士でカタつけなさいよ。
周りがとやかく言うのも馬鹿らしい。
「オスとして凄いと思う」は、勇気ある発言だなと思ったけど、同感でもある。
一夫多妻性の所だと、平等に養えることが前提条件と言いますから、やはり金の無い人は普通に一人の奥さんなんだそう。多くを養えるということはそれだけ財力や体力があるということなんだと、見たことがあるよ。
ま、日本では法律として不貞行為はいけませんよ。
昔TVで見ていた、男の火遊び的なのと女の度量みたいなの、あれって今や本当信じられないね。
最後に
ピエール瀧が悪人役なのって結構好きなんですよね。
リリーさんのキレた感じもスッゴい好き。
事件の内容はとてもエグいけど、人の心みたいなのもちらほら見えて、食い物にする悪いヤツってのはこんな感じなのかと感じた。
ヤバイことやってるやつは、痛いとか知らないのかよと思う。そして、本当に悪いやつは悪魔みたいな顔つきではないんだと染々思ったのでした。
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