雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

チャッピー(第9地区の監督作品!AIロボットが心を鷲掴み)

ストーリー

高知能ロボットの警官が活躍し、犯罪抑止する近未来のヨハネスブルグ
ディオンはそのロボットを設計した会社の社員。
自宅でAIプログラムの開発を進めているほどオタク設定。
やっと成功までたどりつき、あとは実機でテストしたい!と会社の廃棄ロボットを使いたいと交渉するが保険の兼ね合いがあるからと却下。

しかし、オタクの心は折れない。

廃棄ロボットを無理やり盗む!!!
しかしそんな時に、ギャングに捕まってしまう。

警察ロボットを止める方法を教えろと脅され、AIロボットを組み立て仲間にする事で交渉成立。

起動したAIロボットはチャッピーと名付けられた。
子供と同じように学習していくが、親はギャング!
ディオンとは犯罪をしないと約束したが、ギャングによって「余計なこと」まで教わってしまう。

一方同じフロアの社員ムーアも、人間と通信して動くロボットを設計するが、予算を削られる一方で、プレゼンは失敗。
悔しい思いをしていた。
そんな時にディオンがロボットにインストールを行うためのセキュリティカードを持ち出したことを知る。

どうするディオン!
どうするムーア!
どうなるチャッピー!!

好きなところ

第9地区が取り敢えず好きです。
エリジウムも好きです。
チャッピーは、同じ監督で、完成度が高くなった感じです。

チャッピーの動きはとても可愛い!
見た目は本当に普通のロボット(滑らかな近未来感ではない)。
ただアンテナとかが耳と眉っぽく動くのです!
犬が怯んだりする感じとにてるんでめっちゃ愛情湧きます。


その可愛いのがバッテリー切れたら交換できない状態なので始めから終わりの設定かあるのですよ!
人間のように考えるので「僕死ぬの?」みたいなこと言うし。

ストーリー全体もハラハラします。
「どうせこのキャラ死ぬっしょ」と思ってたのに「別のやつ死んだし!」ってなる。

そしてオチは、「そう来たかー!!」。
意外です。
でも、この監督だから納得というか、意表のつきかたが、この人らしいと思いました!!

ライバルのムーア、ムカつく

ムーアのキャラが結構ムカつきます。
でも役をやっているヒュー・ジャックマンは悪くありません。
ちょっと暴力に訴える節がある。

シガニー・ウィーバーはキレキレの上司役です。

ギャングのヨーランディはめっちゃタイプです。可愛い!
何なの何者なの。

チャッピーについて

学習していくところが、赤ちゃんから子供になり、思春期の中学生みたいになったりします。
その描写が、言葉も動きも人間ぽくて「高性能のAI」って実際こんななのかなーと思ったりします。
動きは人間がモーションキャプチャーしてるらしいので、ホントに人みたいな挙動です。


どうでもいいですけど、ばーちゃん家でかってた犬も「チャッピー」でした。
自分を人だと思ってるタイプの犬でした。
可愛かったなあ。
人みたいな表情するときがあったから、余計に思い出しました。

第9地区 (初回限定生産) [Blu-ray]

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