ブリッジ・オブ・スパイ(負けない人は諦めない人)
ストーリー
FBIが捕まえたソ連のスパイ・アベル。 彼を弁護するという貧乏クジが主人公ジェームス・ドノバン(トム・ハンクス)にやってくる。 敵国のスパイの弁護など負け戦。 国中の批判を浴びながら弁護するが、家族まで危険が及ぶ。
しかし弁護士としての信念と、次第にうまれるアベルとの信頼関係。 殺してしまうよりも、いずれある局面に備えて交換条件の切り札として生かしておくことを提案する。
そして予想は的中し、スパイ交換の交渉人としてソ連へと向かうことに。 争いが続く危険な場所で、身一つで交渉していくドノバン。 翻弄されながらも、信念を貫いた男の話です。
トム・ハンクス
彼の出ている映画は観たくなりますね。 今朝、プライベートライアン観たんで、兵士のイメージ強くなってますけど、戦ったり走ったりしてるイメージ。 今回は、口で上手くやって切り抜けた話です。 相手は国ですし、ドノバン自体は権力とか無いのですが、相手が気にしているところを突っつくのが上手い。 口もそうだけど、その落ち着いて対応する態度とかが役者魂っぽくて良かったですね。
平和とは何ぞやとね
ベルリンの壁がどうとかのは詳しくないけど、人々にとって悲しい壁だったと言うのは、知っています。 壁を越えて西側に行きたい民衆は、隠れて壁を越えようとしますが下手すれば銃殺。 その場面をドノバンは列車の中から目撃するんですね。 自国に戻ったあと、フェンスを飛び越えて遊ぶ子供達を同じように見つめるんです。
プライベート・ライアンでは台詞で、「クソみたいな戦争のなかで人を救った事は帰国した後、きっと胸を張れることだ」みたいなことが言われます。
誰も死なないで解決したいみたいなところが凄かったんだろうなと思います。 見極めとか発想?気転?とか。
最後に
ちょっと難しい表現もあったけど、面白いシーンもあって観やすかったですよ。 人質交換の交渉に行くと、家族という人達と会いますが、茶番劇なんだけどそこが危うく笑いそうになりました。 真面目なシーンが多いけど、所々息つく場所がありました。
あと、警官が「おれはノルマンディに行ったんだ!」とスパイ弁護に怒るんだけど内心、トム・ハンクスは行ったぜ!と思った。 それはプライベート・ライアンのジョン・ミラー大尉だけどね。
DVDとかでまたみたいな。
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