マレフィセント（悪者目線のお話）

マレフィセントは眠れる森の美女の魔女の話ですね。

悪役目線で描いた物語って結構好きです。
悪者なりの孤独や、なぜ悪者になったのかとか、実は正義があるとか。
なので、逆に100％善人の主人公などは好きじゃないです。
というか、苦手です。

王様に赤ちゃんが生まれて、魔女が神託（予言？占い？）を授けます。
年頃になったとき、糸巻き車の針が指に刺さり永遠に眠りつづけるだろう。
眠りを覚ますのは真実の愛の口づけだけ。

王様は糸巻き車を無くし、怪我をしないように姫を閉じ込めるけれども、結局、神託通りになってしまう、と言う感じのお話ですね。

本作でもベースはこのお話です。

別の映画とかでどうなっているかはよく知りませんが、マレフィセント（悪い魔女、というか妖精）は凄い呪いを掛けるけど、本質的に悪い人ではないですね。
昼ドラの主人公がいざこざに巻き込まれるのは、本人の行動が悪かったりするのと似てます。
切っ掛けが有るんです！

ネタバレし過ぎると良くないと思いますので、控えめに書きますが。

配置が違っていますが、素敵な王子さま系じゃないところがアナ雪と似ています。
真実の愛なんてない！って言ってたら、実はすぐそばに有った！みたいなの。

アナ雪見たばっかりだったからかな。。。

みんなかわいかったな！
マレフィセント（アンジェリーナ・ジョリー）
オーロラ姫（エル・ファニング）
ディアヴァル（カラスの人）（サム・ライリー）

オーロラ姫がかわいくて健気じゃないと成立しないストーリーだと思います。
私としては納得の人物です！

アリス・イン・ワンダーランドのアリスはあまりかわいくなかったんで、不服でしたが。
（あれは、べっぴんじゃないのは意図的だと思うけど。どこか病的なところがあるけど、段々たくましくなるところが良いんだろうね。白の魔女がダントツなわけだし。）

似すぎてて良くわからなくなり、とりあえず白雪姫と間違えました。
小人には出会いません。

いばら姫とか、ラプンツェルとか、なんか似てません？王子さまと出会うらへんが。
真実の愛の口づけが。
白鳥の湖もオーロラ姫じゃなかったかとか思ったし。
もともとのお話が趣味じゃないので悪しからず。

雑食映画室