ノーマルハート(AIDS、HIVのはじめの頃の話)

とにかくすごい映画を観た。

The Normal Heart　ザ・ノーマル・ハート[北米版]

80年代の始め、ゲイの間で謎のガンが流行り出す。あっという間に深刻化して死んでしまう病気だか、病原も感染経路も良くわからないまま。
研究できる資金を集めようとするが差別が邪魔をしている間に、どんどん仲間を失って行く。
抗議しても晒し者になり、戦わなければ勝てないけれど、どうすれば戦えるのか。
愛する人たちや、仲間と対立したり、自分を攻めたり、切ないストーリーです。

ゲイの話はなんか好き

舞台はアメリカなのだけど、なんかオネエってどこも同じなのかしら。
手振りとかがそんな感じ。
理解者が少ない分、結束力みたいな仲間意識みたいなのが強いなと感じる。
愛情表現が下手な人間には、上手に愛情表現するパートナーが居たりして、なんか良いのね。

自分のマイノリティー感が共鳴するのかもしれません。
ま、私はただの中二病ですけど。

病気=AIDS、HIVウィルス。

私が生まれるちょっと前ぐらいから始まり、爆発的に流行り始める。
私が小さい頃は確かにそう言うポスターとかが多かった。
正しい理解をするべきだ！みたいなの。

現在、薬で抑えることも可能になった部分もあるみたいだけど、誰でも感染する可能性があるし怖い病気だと思います。
献血は検査にならないからやめろ！ってのは見かけますよね。

偏見とか差別

私はわりと凝り固まったものの見方をしますけど、よく知らないで｢キモい｣みたいなの言ってるひとはヤダなぁと思います。
ま、差別は悪いことだって分かっててする人っていないとおもいますけど。
気づいたら、｢これは差別してるってことか｣みたいな事じゃない？
別にどうしても嫌いなことってあるじゃん。ピーマンが嫌い、トマトが好きぐらいの話が、種として根絶させてやるみたいな所に発展してるだけじゃない？

もし、生まれたときに、｢お肉は食べ物じゃありません｣ていう世の中だったら、食べるのちょー怖いもん。
でも、｢食べれるんだよ｣ってなったら、食べない人と、食べて好きになるひと、嫌いになるひとがいるわけじゃん。

差別って何なの？(わかんなくなってきたー！)
ただの嫌いなのと何が違うのか。
イジメってどこからイジメなのか。。。

相手がキズつくことを無闇に言うんじゃないよってことかな。
とりあえず、それ、気を付けよ。