ガウディ×井上雄彦(旅行先で美術館へ)
ガウディ×井上雄彦展に行ってきました。
旅先の兵庫県立美術館です。
仙台にも来るのですが、スペースの違いとかで展示の感じが変わることはあるので(あと、その回の限定というかそんなのあるときもあるので)行ったことのない会場で見るのも良いですよ。
よく知らないけども!
さて、ガウディなんですけど、サグラダファミリアぐらいしか知りません。(しかも、造ってる途中のヤツでしょぐらい)
それでも楽しい展示でした。
私は井上雄彦の方が馴染みある(というかバガボンドとか見てる)ので、良かったのかもしれないけど。
ガウディ大好きなヒトに熱く語ってもらった感じで、興味が出ました。
美術展て、キュレーターとか?が企画とかして素敵さを表してると思うけど、わりと淡々として、自由に感じてくださいって感じだと思う。
しかし、今回のは井上さん目線でポイントを説明してくれてる感じで、入りやすいようにしてあります。漫画家さんだから盛り上げかたもうまいし!
細かいのが好き
設計図とか建物の写真とかみてると、「こういう画家っているよね」と思う。(なにその例え;)
細部までこだわって、全部やらないと嫌っていうか、ヤリたいみたいなの。
(若冲みると、鳥とか犬猫が好きなんですね!!って思う感じと似てる)
しかも細かいとか凄く変わってる、他で見ないようなのを作ろうとしている。
建物もだけど、中の家具とかもそう、ドアの取手も凄くこだわってる。
あんなにも世界遺産を沢山残してるなんて、同じ人間なんだろうか。
井上雄彦って
もはや漫画家って肩書きでおさまるヒトなのかどうなのか不明(笑)
翼くんがボールと友達なら、彼は墨と紙と友達なんだと思う。
そのぐらい特性を楽しんで描いていると思う。そして遊び心もあるからキャッチー。
なのに心にグサっと刺さるところが好きです。
リアルも好きなんで早く続きでないかなぁ!
和紙について
越前和紙とコラボしているそうです。
井上さんの絵はほとんど和紙に描かれていました。壁みたいなでっかいところも、コンパクトなサイズのも。
じわーっと墨が染みてる感じとか生き物というか、止まってるけど動きそうな雰囲気でてて、合ってると思いました。
井上雄彦の好みかと思ってたけど、ガウディの意志ともつながるところがあった。
見てからだと、前売り券の特別バージョン欲しくなります(笑)
とても素敵だった。
今日は当日券で入りましたけど、巡回で仙台来るので、買えるんなら買いたい。
- 作者: 井上雄彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: コミック
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