日日是好日(毎日がエブリデイ!すぐには解らないこと)
ストーリー
女子大学生の主人公が従妹と一緒に、近所(?)のおばあさんに茶道を習うお話です。
主人公が中年ぐらいになるまでが描かれていて、就職や結婚についてなどの人生の分岐点に悩みながら、茶道を通して乗り越えていくという内容です。
雰囲気がよい
日日是好日(にちにちこれこうじつ)とは禅の言葉だそうで。
その言葉を表すようなないようですので、ああそうだなと思うけど言葉では言い表せないものがあります。
主人公はどちらかというとパッとしない人で、従妹はハッキリしてて可愛いしどんどん変化して行く人。
主人公は茶道の覚えも遅いとかあるんだけど結局続けるんですね。
落ち着くためにお茶が飲みたいとなるし、そうして人生の色んな局面と向き合うわけです。
どっちが良いとか悪いとかではなく、主人公にとって茶道というものが合っていたということだと思います、結果的に。
ところで
最近良く考えるようになったのは「これが最後かもしれない」と思うことですね。
作中にもそんな話があります。
最近祖母が亡くなりまして。
私は隣県に住んでいますし、実家とは近いけど別で暮らしていました。
帰省した際も会いたかったのですが、祖母の痴ほう症が悪化してて、人と会うと夜にパニックというか混乱してしまうからということもあり、何年も会っていませんでした。
今となってはアレが最後だなというのがあります。
その時は結構元気でしたが、祖母は最後みたいな感じに、手を握って幸せになってと言っていました。
父も一度倒れて薬を飲んでいますので、このまま100歳まで元気!みたいなことは無いと思います。
人の「死」は突然ですし、若くても関係ないですからね。
あと何回一緒にご飯を食べるんだろう。
お正月、お盆休み、たまに連休帰って。
とかって考えると1年があっという間です。
例えば職場を辞めていく人も居ますが、居る頃は結構話したけど、何年も連絡を取らなくなってアレが最後だったかなと思う時があります。
人だけじゃなくて、あんな出来事もう二度となかったなと思うような事もありますしね。
これから出会う何かもあるでしょうね。。。
結局同じ時は無いんだなと思います。
これは過ぎてみないと分からないというか、ある程度過去の時間が沢山あると思うことかもしれませんね。
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