雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

時計仕掛けのオレンジ(今さらですが初見です)

好きな人が多いし、たまに話題にあがるのでいつか見ようと思っていた作品です。


ポイントとしては、奇妙さと、画の美しさ、ですかね。
そういう評判をよく耳にします。

ストーリー

簡単に言うと非行少年が暴れて刑務所入って、変な更正プログラムを受けて出所して、自分が悪いことした相手に応酬を受けるといった感じです。

感想

部屋とか服装とかの装飾は独特で確かにとても綺麗です。
人の動きとかの滑稽さとか、言葉遣いも自分たちの言葉みたいなのがあって、中二病炸裂な感じ。
それがちょっとヤバい人を強調している気がしました。


暴力とかはまだ良いけどレイプは自分が女なので凄く気持ち悪いですね。。。
何度も見たいとは思わないかも、いまのところ。

人間の汚さみたいなのがずーっと映されてる感じ(もしくは物理的に汚い)。
主人公も悪いんだけど、他の登場人物も結構嫌。


作中の更正プログラムでは、音楽とともに暴力などの映像が流れます。
映画を見終わると、この映画はその映像の様だなと思わせられます。
そういう意図があるのかないのかは知りませんが。


ストーリーが面白いというよりは、見せ方が面白いんだとおもいます。
この不快感はわざと出しているモノだと思うんで、賛否は別れることでしょうね。


私の好きなバンドやらなんやら色々な人達がこの作品(あるいは監督)を好きだと語っているのは理解できる気がします。


地上波とかでは絶対無理な内容。
そしてアマゾンプライムR指定でも入って凄いなと思いました。
見て良かったなと思います。


ロリータ (字幕版)

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シャイニング (字幕版)

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