雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

しゃぼん玉(盗人とばあちゃんの話)

しゃぼん玉

しゃぼん玉

あらすじ

主人公はひったくりで人を刺してしまった。
逃げるなかで山間のTHE田舎のばあちゃんをたまたま助けて(助けろと言われて仕方なく)お礼にご飯をご馳走になる。
昼寝してご飯を食べての繰り返しだが追い出しもしないばあちゃん。
そのうち、ばあちゃんの知り合いや村の人達と関わり始めて、主人公の心が変わっていくというお話です。

ありがちといえばそうだが

性善説というか、環境が重要なんでしょうね。
別に凄いことをしなくても、質素でもご飯を用意したり、その人なりにもてなしてくれる事に温かみを感じたりしますね。

知り合って間もないし、お互いの事をほとんど知らないのに、何となく信頼しあって居るように見えます。

自分を待っててくれる、信じてくれる人が居るって事で、自分も自分を信じることが出来るみたいな。
そういうの改めて染みました。

キャスト

ばあちゃん(スマ)=市原悦子さんの最後の出演作品だそうです。
可愛らしいばあちゃんです。

イズミ=林遣都さん。最初のクズ感がすごく良かった。

ミチ=藤井美菜さん、輝く笑顔って感じの役でしたね。この人が眩しい程に罪を感じるという切ないところ。

シゲ爺=綿引勝彦さん。こういう爺さん居そう!って感じの爺さんでした。
私の故郷もド田舎なので何となく懐かしい雰囲気です。

最後に

人に優しくするのは簡単なんです、きっと。

ちょうど大型連休中に観ましたが、平日の私はストレスが積もってヤバイ時があります。
それが悲しい方にいくのか、イライラ怒る方に行くかといった感じです。

でも、優しくしたつもりだったのに、何でかこっちが馬鹿にされたり、こっちが困ることをされたりして、もう優しくするのは止めようと心に誓ってみたりするわけなのです。(ちょっと末期。。)


「ばあちゃん」の場合でいうと、それでも優しくするんだろうね。
馬鹿を見たとか思わないでまた、良くしてくれるんだよ。


うまくいかねーよ。
簡単じゃないんだよ。

でもちょっとした事なんじゃないか。



とね。
またね。

しゃぼん玉

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