雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

火花(どうもースパークスでーす)

又吉直樹さんの小説が話題作でしたので、コレは読みましたね。
普段本当に本を読まないんですけど。

あらすじ

若手芸人の主人公が、面白い先輩と出会って過ごした、何年間かの物語です。

個人的な感想

何を面白いと思うかは人それぞれで、巧みな話術とか、キャラクターとか、身内に受けるとか、いろいろジャンル(?)はあるけど、主人公たちには何となく「面白い」と思っている方向があってソレを追っかけてる感じ。
先輩との普段の付き合いの会話がとても面白い。
辛い局面を笑いに変えて、ネタに出来るようなぐらい変な方向へ進むような場面があって、ああ芸人らしいエピソードだなと思ったりしました。


原作を読んだとき、会話とか面白いのに物悲しいというか、薄暗いというか。
夕方5時の日暮れ感が漂うような気がしました。
現実の重みというか。
それが映画にも漂っている気がして好きでした。


監督は板尾創路さんで、なんだかぴったりだと思いました(知らなかったけど)。
他にも本当の芸人さんも混ざっていて、主人公の相方は2丁拳銃の川谷でしたね。
声の張りとかやっぱり芸人さんのって違うんだなぁとか少し思いました。

最後に

火花なのか花火なのかと昔は思っていたけど、スパークスというコンビ名と、その花火のなかの一つの熱い塊である火花っていうのが掛かっているのかなとなんか納得して覚えられました。
本当のところは分からないけど。

菅田将暉さんが軽快にしゃべってるので是非みてね。

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

人間失格

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セトウツミ

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