雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

埋もれる(内部告発とゴミ屋敷とオレ)

あらすじ

内部告発して会社を辞めて離婚もして主人公は田舎へ帰る。
役場へ再就職するとそこにもやはり腐敗が。
自分がした「内部告発」とはなんだったのかと後悔しながら向き合います。
そして出会ったゴミ屋敷問題が色々な人物と関連していて自分にもリアルに関わってくるというお話です。

感想

サスペンス的なミステリー的な雰囲気の映画です。
内部告発する社会派の映画かと思ったら違ったー」みたいなレビューを見て、見てみようと思いました。

内部告発した事は正しい事のはずなのに、影響が大きすぎて主人公は「正義のヒーロー気取りか」みたいな嫌味を色んなタイミングで言われるわけです。
身近なところでは批判され、ニュースだけ見てるような人はヒーロー扱いだけど変なちやほやで違和感を感じる。
んで、長いものに巻かれるのが良かったのかなぁ?と考えたりするわけですね。

なんかサラリーマンの心情わかるわー、だった。


意見した方がいいのか、辞めといた方がいいのか、またコレか、はぁっ。

て、なんで仕事ってこんなイメージなのかな(笑)
バリバリ稼いでガッツリ遊んで人生ハッピー☆みたいなの何で無いんだろう。(自分の中には無いですね。)


そんなちょっと陰鬱とした感じの所に、ありがちな町のゴミ屋敷問題が舞い込むんですね。
頭おかしい人なのかな?
と思ったけど、昔はそんな人じゃ無かったらしいという事で、主人公は気になりほっとけず、色々知って行くわけですね。


怖いですねぇ。

子役

望月歩さんですねえ!
不思議な存在感の人で、ミステリー系の映画でたたずんでたりすると、こいつ何か知ってんな?こいつ殺したろ?ってなる(笑)
「ヒント」みたいな人物に思います。
今回も、良い役でした。

主人公:桐谷健太

浦ちゃんの爽やかなイメージもあるけど、熱血でそれゆえ空回りして序盤に死ぬ役とかのイメージも有りまして。
結果熱い男でした。

こじんまりとした雰囲気というか、ローカルの狭い世界の感じと、薄暗い感じには少し元気過ぎるかと思いましたが、少し浮いてるUターンしてきた人の感じの様にも思えました。

最後に

移動時間にみようと思ってダウンロードする作品探してて、テキトーに選んだのですがなかなか良い映画でした。
良かったら見てみてくださいね〜。