毎日かあさん(実写の映画。観てみたよ。)
- 発売日: 2016/06/01
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あらすじ
漫画家の西原理恵子さんが主人公。
戦場カメラマンをしていた夫はアルコール依存症で内臓も壊していて入退院を繰り返している。
子供は男の子と女の子の2人、ガキんちょでわんぱく。
みんな仲が良い。
夫のお見舞いの時、娘が一言。
「父ちゃんは時々だけど、母ちゃんは毎日母ちゃんでいてね」
普通起きないような事が巻き起こりながら、毎日かあさんする話です。
西原さん
小泉今日子さんが演じています。
なんか愛にあふれてるというか、母性が強いのか、放っておけないんだなと言う感じです。
漫画の絵だと肝っ玉母ちゃんですが、見た目は違うけど中身はソレがピッタリだと思いました。
あと漫画家なので徹夜したり締め切りに追われたりなかなか大変そうなのに、精神的に元気だなあ、という印象です。
なんか、小泉今日子さんが演じる雰囲気は気だるさもありつつ、怒ったりするときの爆発力もあって、ギャップを感じるんですけど、それが好きです。
場末のスナックのママみたいな、でも枯れすぎていない感じ?
人が生きたり死んだり寂しかったり
父ちゃんの寂しさというかトラウマからアルコール依存症になってるんだけど、それが凄く悲しい感じがするんだよね。
子供もなんとなくそれを感じているような節があり。
そして、この父ちゃんは死んじゃう人物だと知ってたんだけども、死んだ後「せいせいするわ!」って感じなのかと思ったらガッツリ泣くのね。
なんか、深いもんだなぁと思いました。
わからんね。
人が死ぬとかって。
身内で私にちょっと嫌味言う人がいて、「早く寿命こい」と思ってた人が、いざ亡くなった時は凄く泣いたんだよ。
まあ、嫌味ももう終わり!と思って嬉しかったのと、見返す事ができなかった悔しさとが入り交じってたかと。
今になれば、色々教わったこともあるし感謝してるんだけど、その頃は色々思いました。
そんなに人を大事に出来るって凄いと思います。
終わりに
なかなか波瀾万丈の物語でしたが面白かったです。
作ったみたいな人生だったな。
私なんて平凡なもんだなあ、良かったなあ。