雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

オデッセイ(火星にひとりぼっちって!死ぬわい!!)

火星にひとりぼっち。
このキャチコピーまさにぴったり。
言わずと知れたマット・デイモンが主演の映画です!
20日はお安いMOVIXデイ!でした。

あらすじ

火星探査のクルーが地上で作業していたが、砂嵐に巻き込まれ「ヤベー逃げよう!」となり、火星から脱出することに。
しかし、逃げる途中に主人公のマーク・ワトニーは嵐で飛んできたアンテナに当たり一緒に飛んでいってしまう。
「もうワトニーはダメだろう」という状況判断でクルーはギリギリ脱出に成功。
アメリカでは追悼式が行われた。

しかしワトニーは生きていた。
テントに戻るがアンテナが壊れているため通信手段がない。
とにかく生きるために、植物学者であるワトニー自身の力で何とかする!
助けが来るとして、4年後。

とにかく何とかするしかない。
食糧、水問題。
通信問題。
コレを解決して生きるお話です。

え?ネタバレ?

ま、生きますよ。
こんなの生き残らないと話に成らないでしょ!!
「どうすんのよ!」って過程が面白いところだと思います。
数学だって答えだけじゃなくて、公式も大切でしょ(別に好きじゃないけど)。

火星って植物育つの??

移住計画とかあり、比較的地球と環境が近いのでは?とか何とか言いますが、でも、大分違うんだというのが分かります。

重力が地球の3分の1とからしい。
歩けるけど(ふわふわ浮いてしまう訳ではないようだ)、寒暖差とか空気の問題とか。
ハブといわれる居住スペースは、頑丈なテントみないなもののようだが、そこの中で砂と持ち込んだ有機物を使って植物を育てようとするシーンがCMで使われてました。
なんか、本気出したら住めんじゃね?って思いました(笑)


宇宙服だけだと死ぬんじゃないだろうかと思ってしまうシーン結構あったけど、結構大丈夫なんだねえ。
昔観た映画で、宇宙服がちょっと破けて一瞬で目が飛び出して仲間が死んでしまうシーンが有ったんだけど。
そのイメージが未だに強いなぁ。

キャストけっこう好き。

マット・デイモンはもう、置いときましょう。


船長役の女性がめっちゃ見たことある!
調べたらジェシカ・チャスティンという女優さん。
インターステラーの娘マーフの大人になった時の役でした。
どおりで船長似合う。
キリッとしてて、頭キレるし行動力あるって感じですね。

クルーの仲間、マルチネス役はマイケル・ペーニャ
私のなかで、彼はずっと「ヒメノ」です。お調子者(?)みたいな役をよくやってますね。エンド・オブ・ウォッチとかもそうだけど、「主人公の相棒」って感じの役どころよくやってるイメージ。

嫌な感じが無くて好きですね。
何やっても「こいつは嫌いだ」という感じの役者さんも居るんですが、何やっても安心な役者さんです。


地上であれこれしてる一人、カプーア役は、キウェテル・イジョフォー
絶対に名前覚えられない、私、自信あるわ。
しかし、この人映画の「2012」で学者やってたのは覚えてます。
オデッセイでの、テキストで送られてきた「Are you kidding me?」(冗談だろ?)の文章を見てこれって「喜んでるの?怒ってんの?」って話の所、好きです。
字幕では上記のような書かれ方でしたが、「Are you kidding me」を言い換えててやってるんで、笑ってしまった所。
吹替はどんなかな、見てません。

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)

宇宙の映画は、重力とか空気の問題についての知識があまりない、もしくは古いので「死ぬー!!」って思うのでハラハラします。
しかし案外死なないんですねぇ。