オーガストウォーズ(ロシアのSFスペクタクル映画!母は強し)
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2014/01/07
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (4件) を見る
アザニジマザ アマラヴァーチ
チャンドリーカ!
ロシアの映画で、ちょっと言葉の雰囲気が不明すぎるけど、独特の響きが可愛い呪文。
別れた夫の両親の元に一人息子(チョーマ)を遊びに行かせることをやむなく受け入れ、新しい彼と旅行を楽しむ事にした主人公・クセーニア。
しかしロシアとグルジアの戦争が起こりそうだと母親から聞かされる。
息子を連れ戻すために彼に助けを求めるが、喧嘩になり自ら息子の所へ。
夫両親のいる村に近づくにつれて戦火は激しくなり、クセーニアは何度も命の危機に。
更に近くことも困難に。
子を助けるために無謀にも走り出す母の強さ、そして生き抜いていく奇跡。
兵士を圧倒するほど勇敢な母のお話し。
息子チョーマの妄想
どうやら流行りのロボットヒーローの相棒コスモボーイだと妄想しているようです。
この妄想が現実のなかにで出てくるのがおもしろい。
敵のドラゴンやロボなどのCGが凄い綺麗です。
恐怖で心が塞がったとき、呪文に応える所が好きです。
最初、母はチャラい。
幸せをつかみたくて必死といった感じ。まだ若くてとてもキレイなクセーニア。
でも、息子のためにスイッチ入ったところが少年が夢見ているロボットヒーローのように勇敢で優しいんです。(つまり理想的ってことなんだと思う。)
普通の若い娘、現代の娘が、肝の座った母ちゃんの心をもってるってところが、ほんと素晴らしいと思いました。
私もそうであってほしい(笑)
戦争が怖い
よくみるような戦争映画って結構、昔の再現(第二次世界対戦とか)だったりするんだけど、ミニのワンピきたクセーニアがリアルなんです。
携帯電話でめっちゃ話してるし。
いま、急に戦争が起こって、大切な誰かが巻き込まれたりすんじゃないかという感覚が生まれます。
ニュースで見ると、やっぱりTVのなかの出来事で、現実味がないんです、私は。
可愛そうだなと思うけど。
そこが身近に感じれて、良かったです。
日本であんなの起きなくて本当に平和ってやつは凄い事なんだなと思い出しました。
好きな場面
「射つなら射ちなさい!
私は、車にのって息子を連れてく。
あなたの母親だって同じ事するわ!」
怪我して朦朧としてる息子を盗んだ軍用車で逃げるとき、敵側の兵士に見つかったシーンです。
銃口向けられてガクブルなのにそういって車に乗っていこうとするクセーニアに兵士は心を動かされるわけです。
みんなお母さんから生まれたし、お母さん好きなんだよね。
ストーリー分かってても、もう一回みてやっぱり、展開が見応えあります!