雑食映画室

観た映画の感想がメインです。レンタルや放送の録画を観ることが多いです。ゆっくりしていってね。

sukekiyo 二〇一九年公演 「異形の間 弐」 2019.2.18 マイナビBLITZ赤坂()

Adoratio

Adoratio

2019/2/18
「異形の間 弐」
sukekiyo主催の対バン形式(?)でアーティストが様々登場するイベントでした。

出演順

えんそく
鳥肌実
minus(-)
SUGIZO
sukekiyo


とりあえず感想みたいなのを書いていきます。

えんそく

初めて聴いて全然知らなかったけど、ボーカルが普通に歌うまかったし安定感のあるバンドに思いました。
躍りとか面白くてファンの人達に圧倒された(しゃがんだり回ったり振りがデカイ、スクワットしてたし笑)が、自分の前に居たファンの人が凄く楽しそうで、自分も楽しかった。
トッパーなのでやりずらさはあるはずだけど、こちらの緊張をほどいてくれた気がしました。

「アウェイだ」と言ってたけど、「手を挙げて」とか言ってた時、挙げるオーディエンスも結構居たし盛り上がってたと思います。
sukekiyoは普段のライヴでファンがあまり動かないスタイルだし、DIRに慣れてるといっても「振り」は無くてヘドバンかちょっと手を振るぐらいです。
私としては慣れない雰囲気だったので、動かなかったとしてもガッカリすることないよーと思います。

鳥肌実

この方は一回ぐらい観てみたいと思っていた人です!
高校生ぐらいの頃に友達がノリで公演行ってみた、とか言ってたけど爆笑だったよ、と聴いていた事がありました。
皇居に向かって敬礼からそんなに笑いが生まれるのかと思うところもありましたが、面白かった。

本人も太ったと仰ってましたか、私の知ってる見た目と大分変わってましたが、将校みたいで良いんじゃないでしょうか(笑)

minus(-)

知らない方でしたが、打ち込み系というかDAWっていうの??ドッドッドッドって感じの。
めっちゃ音でかくてノリ良くて面白かった〜。
ボーカルの人とドラムしかいないステージでしたが、ドラムの女性がカッコよかった!

ボーカルが音量小さめでインストではないけど「歌」って感じよりは「曲」って感じでした。

SUGIZO

スギ様生で初めて観ました!
LUNA SEAのイメージが強いですね、私の兄にとかが世代だったので好きじゃなくても知ってる系です。

やっぱりちらっとメロディを弾くと知ってる感じがしました。
曲は知らないんですけど「この音色!」って感じがするんですね。
ほとんどがインストで女性っぽい歌が少し流れてましたね。スギ様はマイクで歌ったりはしませんでしたよ(一応)。

そうそう、ステージにはSUGIZOさんだけじゃなくて、ドラム、パーカッション、マニピ的な人がいて、最後にはPA卓の方を指差して紹介してました。
ソロの方でツアーしてるメンバーのようでした。

知らない世界でした。レジェンドだぁとあっけにとられました。

sukekiyo

はい、ラスト!本命!だがしかし、転換もありsukekiyoが始まったのはだいたい21時頃。
私は日帰りの予定でして新幹線に乗らねばなりませんでした。
そのデッドが大体21時だったんです。

かなりピンチで、sukekiyo観に来たのに観れないなんて死にきれない!(死なないけど)
転換中にこそこそと終電までの最短を再度検索しようと試みるも電波が入らない。
やはり21時なのでしょう。。。

オープニングのマダラのお知らせと、「京宝」に「良いから早く始まってー!!」とそわそわしたのでした。
1曲だけ聞いたらダッシュで帰ろうと、私は決め、出口のドア付近に移動して曲を待ちました。


一曲目は「黝いヒステリア」でした。
単独ライヴではさ紗幕に文字を映してましたが今回はバックスクリーンていうんですかね、メンバーの後ろのスクリーンにプロジェクター的なもので映していました。



京さん金髪だったな。。。←new



はい、私はこの曲が終わると駅へ猛ダッシュ!電車のなかで新幹線のチケットをスマホで買い(乗り遅れたら無駄になるから直前に買うことにしていた)、無事新幹線に乗ったのでした。
乗れなかった時の事は考えませんでした、あえて(笑)

皆さんお疲れ様でした

長丁場でしたね〜。

開演が17時で、終わりは22時だったと見かけました。惨敗です。。。
しかも昼間は、物販の整理券が10時から(早い人はその前に行って並んで券をもらった)。私は11時半頃到着しましたが整理券は終了していました。

整理券の番号が終りの方の集合が14時とかで、その頃整理券持ってない人が集まると聞いたので、再集合。
そこから並び、買えたのが15時半近くだったのではないでしょうか。
夕御飯分に軽くご飯を食べて、会場付近に戻り整列して16時半入場。
後は立ちっぱなし。


しかも物販で買いたかったのは今回「PASSIO」だけだったのですが、終演後でも買えたらしく、午前中の行ったり来たりは要らなかったな〜。

まあその辺は、やってみないと分からない部分で!仕方ない!!
あんまり毎回おなじとか言えるほどコンスタントなライヴじゃないしね。

sukekiyo以外も楽しかったので元は取れました、もしくは生きてる京さんが観れただけでありがたいとも思います。

最後に

私にとって今回一番衝撃的だったのは、やはりえんそくです。
ファンの子の振り覚えてて楽しそうな感じはちょっと感動すら有りました。
楽しい感じのバンドってあまり触れてこなかったし、新鮮な感覚でした。
たまには良いですね。

皆さんお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

PERSUASIO // 2015.2.28 sukekiyo 2015 live 「The Unified Field」 -VITIUM- sukekiyo [Blu-ray]

PERSUASIO // 2015.2.28 sukekiyo 2015 live 「The Unified Field」 -VITIUM- sukekiyo [Blu-ray]

火花(どうもースパークスでーす)

又吉直樹さんの小説が話題作でしたので、コレは読みましたね。
普段本当に本を読まないんですけど。

あらすじ

若手芸人の主人公が、面白い先輩と出会って過ごした、何年間かの物語です。

個人的な感想

何を面白いと思うかは人それぞれで、巧みな話術とか、キャラクターとか、身内に受けるとか、いろいろジャンル(?)はあるけど、主人公たちには何となく「面白い」と思っている方向があってソレを追っかけてる感じ。
先輩との普段の付き合いの会話がとても面白い。
辛い局面を笑いに変えて、ネタに出来るようなぐらい変な方向へ進むような場面があって、ああ芸人らしいエピソードだなと思ったりしました。


原作を読んだとき、会話とか面白いのに物悲しいというか、薄暗いというか。
夕方5時の日暮れ感が漂うような気がしました。
現実の重みというか。
それが映画にも漂っている気がして好きでした。


監督は板尾創路さんで、なんだかぴったりだと思いました(知らなかったけど)。
他にも本当の芸人さんも混ざっていて、主人公の相方は2丁拳銃の川谷でしたね。
声の張りとかやっぱり芸人さんのって違うんだなぁとか少し思いました。

最後に

火花なのか花火なのかと昔は思っていたけど、スパークスというコンビ名と、その花火のなかの一つの熱い塊である火花っていうのが掛かっているのかなとなんか納得して覚えられました。
本当のところは分からないけど。

菅田将暉さんが軽快にしゃべってるので是非みてね。

火花 (文春文庫)

火花 (文春文庫)

人間失格

人間失格

セトウツミ

セトウツミ

3月のライオン前編・後編(実写映画!将棋!プロ棋士の高校生)

3月のライオン[後編]

3月のライオン[後編]

はい!やっと見ました!

あらすじ

若くしてプロ棋士になった桐山零(高校生)が、アレコレ悩んで人として成長する話です。

好きな漫画

の実写化映画です。
羽海野チカ先生の話は、なんかいつも切ない出来事盛りだくさんなんですよね。棋士・将棋の話なんだけど、一人一人に色んな人生の背景があったりして人物像が詳しく描かれるので、それのぶつかり合いとか、色んな「思い」が読めるところが面白いです。
漫画だとモノローグが結構特徴的ですね。

なのであんまりドタバタしてなくて、シーンとした熱さみたいなところがあります。

静かに一人で居れば何も起きなかっただろうけど、人と関わって悪いことも良いことも起きて、いつの間にか情熱みたいなのを持ってるって感じが、自分も何か考えさせられる気がします。

れいちゃんは神木くん

もう桐山零は神木隆之介くん以外に考えられないぴったりの人物像(笑)
ほかの人もああその手があったか!ぴったりです!!って思いましたね。
イメージを崩さないキャストでした。

後藤がもう伊藤英明過ぎて。。。
なんか、漫画みてるみたいな映画だったな。

おねいちゃん・あかりさんもほんと可愛かったしイメージ通りって言うか通り越したって言うか。

漫画実写化だと、たまにキャラの見た目を重視しすぎてなぜか面白くない仕上がりになることがありますよね。
ちょっとムズムズするところも有りましたけど、なかなか観やすかったです、安心しました!

最後に

はい。
前後編ともにプライムで一気に観れました。
話を知ってるだけに、どちらか一方だけ観たらだめです。
両方みてね!

3月のライオン[後編]

3月のライオン[後編]

第1話

第1話

聖の青春

聖の青春

悪の教典

悪の教典

重力ピエロ

重力ピエロ

あさひなぐ(今年の1個目!清々しい)

休みボケしておりました。
今年もよろしくお願いします!
休み中に見たのはこれ。

あさひなぐ

あさひなぐ

あさひなぐ

あらすじ

全然しらずタイトルだけ見たら何だかわかりませんでした(笑)
あさひちゃんが薙刀する話です。(なるほどねー)
ちょっとドンクサイあさひちゃんが、部活で薙刀頑張って強くなるストーリーです。

キャスト

乃木坂46の人が沢山でてて可愛いですね。
みんな可愛いなと思ったけど、乃木坂に詳しくないので、教えてもらって「へーこの人もそうなんだ」って感じでした。
よく知らないながらも七瀬ちゃんが好きだなあと思ってたので、主人公で嬉しかったです。

まあでも、そんな中、私は、寿慶さん(江口のりこさん)が最高に好きだ!
何と言ってもカッコいい。

武道の演技って難しいと思うんですよ。
技術面もそうだと思うし、声の出し方でも上級者感が薄れたりなんか有るので。
薙刀は無いですが、剣道とか上手い人の試合とか見てたので(自分は上手くなかった笑)たまに剣道の関連したシーンみたりすると残念な点を見つけてしまったり集中出来なくなるわけです。

そんな所もわりかし、すんなり見たなと。
ま、薙刀自体カッコいいなと改めて知った所でもあるので余計に美化されます。


何と言っても、声張るところがビシッとしてて好きなんですよ。

最後に

漫画原作のようですが、見やすかったし話も完結した感じだし良かったです!
程よきキャッキャ具合で、青春で清々しかった!

あさひなぐ

あさひなぐ

あさひなぐ (1) (ビッグコミックス)

あさひなぐ (1) (ビッグコミックス)

サマーウォーズ

サマーウォーズ

今年も残りわずか(イベント参加を振り返る)

今年行ったライヴとイベントをまとめてるの良いなと思ったので、私もかいてみました。

2018DIR EN GREY+sukekiyoライヴとイベント

  1. sukekiyo 1.20「嬲り地獄」 仙台RENSA
  2. sukekiyo 1.27 「嬲り地獄」 -ハロウィン殺しの深闇の儀- 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
  3. DIR EN GREY 4.28 「真世界」仙台銀行ホール イズミティ21
  4. 京 5.14 二部 京個展~子宮で視る脳排泄~
  5. sukekiyo 5.14 「逆襲の嬲り地獄」 -漆黒の儀- CLUB CITTA'
  6. DIR EN GREY 6.30「真世界」新木場STUDIO COAST (追加公演)
  7. DIR EN GREY 8.11「WEARING HUMAN SKIN」仙台PIT
  8. DIR EN GREY 8.12「WEARING HUMAN SKIN」仙台PIT
  9. DIR EN GREY 8.13「The Insulated World」予約会 HMV仙台 E BeanS 店
  10. sukekiyo 11.15「マニアの詩姦」東京国際フォーラム・ホールC
  11. DIR EN GREY 11.23「The Insulated World」トークイベント 右京ふれあい文化会館

はい。

もう少し行けたら楽しかったとは思うけど、仕事の都合なども少し考えてこんなカンジです。
あと、行ける!と思ってもチケット取れない回もありました(笑)
他の方のをみると、大阪、京都、名古屋あたりの近さが羨ましい。
だって仙台でやったあと福島とか岩手とかやらないでしょ、山形とかでも良いけど。
自分は東京あたりまではパーっと行くようになりましたが、2DAYSとか行けてないな。宿を取れないとか土日に掛かってなくて休みにくいとか。。。でも土日忙しくて休みにくい人も居るし、おあいこだよね。

結論言うと、いつもよりは沢山行けたと思う!


楽しかったなあ!
ライヴ行きたいな!!

今年も皆さんお疲れ様でした。
メンバーの皆様は沢山ライヴしてくれてありがとうございました。
今年はアルバム発売もあったし、ビックイベントだった。

もう眠いので、ここまで。
おやすみなさい。

クソ野郎と美しき世界(オムニバス映画!)

こういう話題の作品も、時間が経ってから観たら良かったりしてね。
SMAP解散後3人が新しくスタートを切った「話題性」だけでなくメッセージ性もあり良かったです!

内容

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、3人それぞれを主人公にした別々のストーリーと、それが繋がった一つの世界のオムニバスストーリーです。

取り敢えず無で観る

解散時の事とか、細かい事は忘れた頃に観ると純粋に中身が観れて良いです。
ファン(おっかけ的な)という感じではないけど、私の世代ぐらいは本当気づけば関連した番組や作品を観ていたと思います。

ストーリーは何だか不思議で、「なんだ??」と思ってページをめくるとだんだん分かる絵本みたいでした。

3人それぞれがその人らしいストーリーを演じたように思います。
メッセージ性として、好きなことをやってみるとか、挑戦してみるとかと優しさがあるストーリーでした。

キャストいろいろ

どうでも良いけど、「今日から俺は!」の伊藤ちゃんでおなじみ伊藤健太郎さんが、つよぽんのストーリーに出て来ます。
カワイイ(笑)変態役だけど。
ドラマで認識したんで、色々観てみたいところ。
当時は「健太郎」名義のようです。


ジョー:満島慎之介の役好きです!この変な役。浅野忠信も変な役!!
良いコンビでした。


尾野真千子さんのビンタも凄かった。
全然見当違いなのに強気なところが面白かった。


慎吾ちゃんの話に出て来た子も可愛くて良かったな。
あまりしゃべらない役だったけど雰囲気が有るような。


オムニバスなわけですが、それぞれ監督脚本が違います。
なので結構雰囲気が異なります。
園子温さんの「ピアニストを撃つな」(稲垣吾郎)はやっぱり面白かったな!


話題の脚本家、監督って、やっぱりテンポが良い気がします。
ある程度分かりやすくて、客を引き付ける構成で間延びせず、自分が魅せたい場面まで注目させる。
色んなジャンルがあるけど、そういうのが上手いんじゃないでしょうか。

話し方が上手とかにも通じるところだと思います。

たまにフェイント入って違って笑ったりね。


面白いなあ!

最後に

SMAP解散後1年位たったんですかね。
私はYouTubeみるので草彅剛のチャンネルたまに観ます。
愛犬ちゃんと映ってて凄い可愛がってた!
いつもなのかたまたま観たのが全部そうだったのか知りませんけどね。

たまたま料理の回をみたんですけど、シンプルですごく好き!
(材料は切ったりしてあって、下味とかフライパンに入れるところをやって、試食するかんじ。細かいことはやらないでざっくりしてて見やすい。)

本人が楽しんで居るようで、こっちもほっこりして良いですよねー。
そんな風でありたいですよね。

それではまた。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(SNS炎上からの挽回)

面白かった!

ストーリー

評論家の来店でオーナーと意見が対立したシェフの主人公キャスパー。
オーナーの言うとおりにするも評論家から酷評されSNSで拡散されている事を知ツイッターを初めるも炎上。
キャスパーが評論家を怒鳴り散らした動画も拡散されてしまった。

自分の思う料理を作ると息巻いていたが、引き抜きの話も立ち消えドン底。

そんな時、元妻の提案でマイアミへ里帰り。キューバサンド(ホットサンド的なやつ)を食べて「コレだ」と気づいて移動販売を始めることに。

元妻の元夫に手伝ってもらいトラックをゲット。
一緒に働いていたシェフ仲間のアミーゴと息子と一緒に移動販売しながら旅をします。

興味深い

この映画の一つの要点はSNSです。
ツイッターで痛い目にあうけど、商売の上手い広告になったりもして、とてもイマドキでした。


そしてシェフという職業について。
雇用されている人、自分で営業してる人様々ですね。
オーナー(上司)との意見の違いってのはどこの業界にもあるものですね。
というか各々考えがあって当然で、実績や経験をもとに言っていても、「絶対正解」というのは分からないもんです。

この映画の場合は、シェフとしての能力は有って、素晴らしくて、それをどう発揮するのかというところでした。

酷評されても、ストレス発散は料理を作りまくって研究することだったところが凄かった。
本当に料理を作るのが好きって事なんだな。

子供かわいい

息子役の子はドラマで観たことある!
と思って検索してみましたが、なんか勘違いしてたものもありました。
たぶん「メンタリスト」でみたのを覚えてたんだと思います。
やあかわいかった。

アミーゴ

ジョン・レグイザモ
スペイン語しゃべるれる顔してますわ。
ジョン・ウィック」とか出てましたね。
チンピラというかそっち系のオラオラ感もあるけどカンジ良いひと。
なんか、凄い好きで気になる。

主人公

ジョン・ファブロー。
監督と主役です。
アイアンマンの監督とかしてるらしい。
そういえば元妻の元夫はアイアンマンの主人公役の人でした。

調理をするシーンが沢山あるし、慣れたカンジで演技するのは凄いなと思いました。

おしまいに

久しぶりにハートフルな良い映画見た気がします!良かった!
オチもハッピーエンドだったし。

シェフであり、父であり、男である、そんな感じですかね。
ああいう自分がある人ってみていて気持ちが良いです。
他人のせいにしないし、自分の大切なものに対して純粋で。


それではまた!チャオ!


南極料理人

南極料理人